音の麻薬


一人になる時間が増えてから
弱くなる時が多くなった

こんな時に
危ない音楽に手が伸びる

イヤホンを耳に入れる

聞こえるのは低い音
怪しさを醸す音
そして激しさを持ったリズム

詩が聞こえる

「汚れた時代だから」

音楽は一種の麻薬

悪い物とわかっていても手が出てしまう
心の弱い時であればあるほど

麻薬と同じ
その時は弱い自分を癒してくれる
危険な方向へと歩いてみる事で

外国で
ある曲を聴いた少年が銃を乱射した
歌に、詩に、そう言われたそうだ

音楽は耳から入る麻薬
心の弱い人間ほど、簡単に乗っ取られる

誰もが弱い時を持っている
だからこそ、音楽に頼る事もある


けれどいつも自分の心を強く持ちたい

そう願って、この曲を耳にする

白い言葉の世界