勇気を下さい

真剣に生きた彼女は誰からも愛された
同じ立場にいた僕は愛されなかった
それはわかっているけれど

それは一種の先天性
血で決まる人としての才能、才気、自分だけの空気

けれど同時に一種の後天性
自分の心で決まる性質、考え、自分だけの空気

僕も真剣に生きたい
けれど僕は怖いんです

僕と彼女が手にしているのは諸刃の剣

彼女は使い方が上手かった
いや、そうじゃない
勇気があった
力一杯振り下ろすだけの

僕にはなかった
怖かった

真剣に生きる勇気

自分の心で決まるそれを、僕はいつ持てるのだろう?

白い言葉の世界