「世界の中心で、愛をさけぶ」 片山 恭一 (著) 小学館
タイトルを見て「これで来たか」と思ったかも知れませんね(笑)。
とにかく、売れに売れましたね。既に読まれた方も多いかと思います。
でもここだけの話…ぶっちゃけ、私、この本は苦手なんです。
どうしても「ああ~、なんか普通やん…」と思ってしまうんです。
私の周りでも大きく評価の分かれる所で、
「泣きまくったよぉ、一生大事にする」という方と
「あれはつまらんわ、古本屋に出そか」という方と
見事にふたつに分かれます。その中間がいないんですね。
以前、某大手出版社の編集者さんに「何故これが売れるのか」と聞いてみたところ、
その編集者さん自身も「何故売れるのか、よくわからない」と漏らす程でした。
あそこまで人気が出た理由がよくわからない一冊ではありますが、
間違いなく日本の出版史に残る一冊となるでしょうから、
まだの方は是非どうぞ。
今は、日本の文学の変わり目とも言われています。
受賞作が売れるという時代ではなくなり、
支持される本が一体何なのか、出版社もわからないというような時代です。
こういう流れのさきがけになったのが、この本なのかも知れませんね。
この本を読んで、今後の小説の行く先を考えてみるというのは
とても大切な経験だと思います。
<作品紹介ページ>
世界の中心で、愛をさけぶ
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